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MEADE LX200望遠鏡のGPS情報取得エラーについて [お店からのお知らせ]

オートアライメント機能を有し、誰でも簡単に星空観望を楽しめるMEADE社の「LX200」望遠鏡ですが、2019年4月7日に2度目を迎えた「GPS週数ロールオーバー」の影響により動作不具合の報告が寄せられています[ダッシュ(走り出すさま)]

具体的な症状としては、
・ オートアライメント時の基準星導入の際に、実際の星の位置とは全く違う方向に鏡筒が向く。
・ オートアライメント後に年月日の設定を見ると、2099年になっている。
などです。

内部のプログラムというかデータ的な問題なのですが、例えるなら19年前に起こった「コンピュータの西暦2000年問題」、これと似たようなことが望遠鏡の内部で起きています。

もちろん手動で設定すれば問題なく動くのですが、観望の度にとなると大変なのでやはりGPS機能を使いたいところです[あせあせ(飛び散る汗)]

このGPSのバグについてはまだ国内には情報が無く、2019年4月27日の時点では、MEADE社からもファームウェアのアップデータは出ていません。アップデータの公開を待つしかないかなと思っていたのですが、サードパーティー製の修正パッチを公開している海外のサイトを見つけました(Star GPS)[ぴかぴか(新しい)]

フリーのトライアル版が利用できたので早速実機で試してみると、見事に治りました[exclamation]

サイトは英語の説明文で少しわかりにくいので、修正マニュアルを作成しました。
↓こちらからダウンロードできます↓
http://y-tomita.co.jp/download/meade/meade%20gps%20bug%20fix%20manual_20190427tomita.pdf

同様の症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、ご参考になれば幸いです。

アップデートに関してご不明な点がございましたらご相談ください。

lx200.jpg
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