望遠鏡オーバーホール ～タカハシFC-100～

こんにちは、な～すけです

今日は、久しぶりに望遠鏡のオーバーホールの様子をご紹介したいと思います。

鏡筒は、個人のお客様所有の、「タカハシ FC-100」

後玉フローライトのアポクロマート、高橋製作所の名機の一つですね。

お預かり時の状況はコチラ。


対物レンズ状況。


鏡筒内部の状況。


しばらくご使用されていなかったようです。

鏡筒内部まで白いカビがびっしり。

まずは鏡筒を分解します。


対物セルも分解。


カビ取り洗浄、および接眼部劣化グリスの洗浄します。


ゴシゴシゴシゴシ（作業状況は詳しくお見せできません）



洗浄後の筒内の様子です。


白く見えていたカビはすべて除去できました

接眼部は組み立ててグリスアップ。

これで、筒のリフレッシュは完了

次はレンズのカビ取り清掃作業。

作業前の状況。


セルから抜き出して見てみます。

フローライトレンズの後玉。


コーティングが施されている前玉も浸食されています。


払拭洗浄します。


ふきふきふきふき（作業状況は詳しくお見せできません）


作業後の状況がコチラ



無事きれいになりました


鏡筒に組み込み、光軸調整。

コリメート装置を使い星像を確認します。


キレイな焦点内像です


以上で、作業完了



今回のオーバーホール作業（屈折望遠鏡100mm）料金は　￥25,920－（税込）


ＴＯＭＩＴＡの鏡筒オーバーホール作業内容

〇鏡筒内カビ取り洗浄
〇ピント調整部劣化グリス洗浄、およびグリスアップ
〇光学系カビ払拭洗浄
〇光軸調整、星像テスト
〇その他点検


天文ハウスＴＯＭＩＴＡでは、あらゆる望遠鏡のメンテナンスを行っております。

しばらく使っていない望遠鏡や、最近見え方がおかしい等々、、、、

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